うちもiPadを使う理由ってそこなんですよね。
Chromebookを使うとOSや端末の縛りから開放されるのですが、まだまだ使えるサービスが足りてないのが現状かもしれません。
そこで、どうしてもAndroidアプリの助けが要ります。
あれでも数年前よりは随分良くなって、たとえばイラスト制作だとCLIP STUDIO PAINTが正式対応になりました。
もちろん、周辺機器ならワコムのペンタブレットが使えます。
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詳しいアプリ検証については前の記事で書いたのでこちらを読んでいただくとして。
たとえば動画編集ってどうするの?となるとAndroid対応アプリだと厳しいですし、端末によっても対応具合がだいぶ変わることがあるのです。
最近はメーカーも「Androidアプリが動く」ことを売りにしているChromebookですが、基本的にはChromeブラウザを通じてウェブサービスを使う、クラウドベース、という点は昔からそんなに変わっておりません。
どうしてもあのアプリがいい、あのソフトがいい、となるとChromebookは残念ながら得意ではなくて、そこはどうしてもWindows等の出番になります。
また、「Chromebookは低価格でサクサクだから」何でも動くだろうというわけでもなくて、高い処理能力を求められるものだと低価格帯モデルでは厳しいです。
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Chromebook向けに「LumaFusion」が正式対応しましたが、実際に動画編集するとなるとハイエンドの機種が求められます。
ハイエンド、となると最低ラインは8万円ほどになりますでしょうか。
別に「クリエイティブな作業にChromebookが向かない」と言いたいわけでもないのですが、わざわざAndroidアプリを使うためにChromebookを買うのはあんまりお得ではありません。
馴染みのあるOS、端末があるのならそっち使った方がそりゃいいわけです。
ウェブサービスではどうしても代用できないものも多いでしょうし。
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代用、妥協っていうよりももうちょっと別の視点が要るんですよ。
でもそれ、人によっては正直言ってめんどくさい時あるじゃないですか。
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タケイさんも書いてたのですが、そこは素直にWindowsってやつです。
どうしてもね、そうなっちゃうんですよね。
たとえばうちの場合困っているのが「Stand.fmを使って編集がやりたい」という時。
アプリの対応具合がよろしくないので、そこはiPadやiPhoneを使います。
一応、Chromebookだけで音声の編集、配信まで完結できるそうなんですが、使っているサービスがたまたまスタエフだったので。
サービス、あるいはアプリに依存しているっていうのがChromebook的には合わないだろってことなんだろうけど、じゃあどうしたら……っていうと、まだ選択肢が少ないので。
スタエフユーザーだしiPadユーザーですね。
でもそれで色々やりやすいのなら別にいいかとも思うのです。
何でもかんでもみんな、Chromebookに任せるっていうのはどうしても無理が出ます。
ここがどうも歯がゆいところではあるけど、ウェブサービスだけではまだ足らない場面というのも多々ありますから。
だからといってChromebookはいらない、使えない、というわけでももちろんないのです。
GoogleサービスやGeForce NOW等を使う時の気軽さではやっぱりダントツなので、うちはサブではなくメイン機として毎日使っています。