一時期はiPadよりも売れていたというあの、LenovoのIdeaPad Duetには後継機がありまして。
何本かレビュー書いております。
人気機種の後継Chromebook、Lenovo IdeaPad Duet 370実機レビュー - あさの、Chromebookおじさんですが
LenovoのChromebook、IdeaPad Duet 370実機レビュー(タブレット編) - あさの、Chromebookおじさんですが
人気機種の後継Chromebook、Lenovo IdeaPad Duet 370はカスタマイズしよう - あさの、Chromebookおじさんですが
「Works With Chromebook」周辺機器はある意味不便かも - あさの、Chromebookおじさんですが
購入からひと月ほど経ちましたので、改めて感想を。
どうやってもメインにならない
カバーも兼ねてるキーボード、感触は悪くないしサイズの制限ある割に頑張ってる配列だなぁとは思うのですが。
やっぱり付属品そのままだと首がけっこうつらいんですよ。
それに、軽量なのはいいものの画面がどうしても小さくなるので、ブログ記事を書きたいとはあんまり思えませんでした。
実際に何千字か書いていてもあんまり気持ちよくはないというか、許容できるのは調べ物とちょっとしたつぶやき程度でした。
カスタマイズをしてもそれはそれで微妙だったのは、選んだ周辺機器の影響もあります。
キーボードにこだわりのある方でしたら、めんどくさがらずに実物触りにお店に行った方がいいかもしれません。
Kindleアプリを入れたりAndroid向けゲームを入れてみたりしたものの、ゲームをあまりやらない身としてはあんまり出番がなく。
タブレットモードだとブラウザを使うのも「それっぽい」見た目で使うことになってそんなに利便性上がるわけじゃないので、宝の持ち腐れ状態です。
Chromeブラウザの機能がフルで使えるのに。
旅行のお供としてもちょっとつらい
これはあんまり想定していなくて、実際に使ってみたら意外と不便なところが出てきました。
実家帰省の他に日帰り旅行にも連れて行ったのですが、Duet370は本体を立てるためのスタンドで奥行きを結構取られるので、常磐線特急の席にあるテーブルに収まらないのです。
スタンドの分はスペースを省くわけにはいかず、キーボードが前へはみ出る形になります。
こうなるとキーボードを打つ時の姿勢がだいぶ窮屈になります。
キーボード部分を取ってしまえばまぁいいのですが、ツイートするとか調べ物、となるとタブレットモードはやや不便になります。
つけたらつけたで収まりが悪いし、電車が揺れた時にキーボードが外れて本体を落とすこともあります。
スタンドの角度を調整しようとしたらスタンド自体が本体から外れたことも何度かあります。
[かぶ] ASUS Chromebook Flip CM3 (CM3200FM1A-HW0006)レビュー。話題のMediaTek Kompanio 820はこのモデルの弱点を見事に潰してきた。
別機種についてのレビューですが、おふぃすかぶさんもデタッチャブル型Chromebookの難点について言及されています。
この「いいことづくめ」で何でもこなせそうな見た目のデタッチャブルのひとつであるDuet370もこの、いくつかある難点により使いやすさが大きく下がっています。
ためしにフォロワーさんと昼食を食べた場所でも置いてみましたが、液晶サイズは小さいクセに余分に場所を取られるバランスの悪さが目立ちます。
モノが悪いわけではないのですが、全体的に「個人的には合わなかった」印象のある機種です。
特に旅先で気軽に使おうと考えていたものなので、付属品を全部つけると意外と重いのも気になります。
これなら一回り大きいサイズのクラムシェルの方が、本体が重くなるにしても使いやすさは増すだろうなぁと感じました。
ただ、Snapdragon搭載による長時間駆動は魅力的なのは確かです。
その一方で使う用途が限られている、連続して使おうとしても1時間も(首が)持たないのが、せっかくのCPUを持て余しているような気がしてなりません。
今回もあくまでも個人的なレビューではありますが、少しでも参考になれば幸いです。