実は、Chromebookのスタンダードなモデルって元々はコンバーチブル(画面ひっくり返せるやつ)よりも、普通のクラムシェルだったりするものです。
ただ、Androidアプリ対応の件から今まで「おすすめ機種」には選んでおりませんでした。
そんなクラムシェル。
あの地味な見た目したやつが結構バランス良かったり、メリットがあったりするのです。
じゃあ先に、クラムシェルのデメリットってどんなもんかと言いますと。
それはさっきも書いたとおり、ただでさえ対応が不安定なAndroidアプリがもっと対応しなくなることです。
たとえばKindle。
Kindleはどうもタッチ対応のChromebookにしかアプリを入れることができないようです。
その他のアプリ、何かゲームが入れられたとしても大抵タッチ対応であることが前提の作りしていますので、使おうとしても不便でしょう。
よくある「ChromebookはAndroidアプリが使える」を期待しているとハズレを引いてしまうのがクラムシェルです。
でも、「Chromebookを使っていていつの間にかAndroidアプリをほったらかしてた」みたいなタイプのユーザーさんにはあまり関係のないことです。
Chromebookをうまく使う要領が分かっているのでしたら、個人的にはクラムシェルもいいんじゃないかと思っています。
デタッチャブル(タブレットになるやつ)よりもポート類充実してますし。
ちなみにクラムシェルタイプのCM14は初夏セールきてました。
— あさの (@sugapiyo) 2023年6月26日
Kindle等、Androidアプリは多くが非対応になる可能性もありますが、
アプリへのこだわりがないのならより軽くて安いクラムシェルでもいいかと思います。 https://t.co/frUvD1sg2P
Flipしてペン対応すると重くなるんですよね。ヒンジ部分含め剛性上げないといけないので。もちろん素材を変えることで軽くは出来ますが(Dragonflyのように)当然その分コストに反映されるので、個人的には重さ考える方は現行Chromebookだもどうしてもクラムシェルに…
— おふぃすかぶ.jp (@OfficeKabu) 2023年6月26日
クラムシェルのメリット、それは「コンバーチブルよりも軽量で価格が安い」。
うちの初代Chromebook、ASUSのC223……ほどではないですが、それでも持ち運びやすくお手頃です。
ASUS Chromebook CM14 (CM1402C) | Chromebook | ノートパソコン | ASUS日本
ASUSの現行モデル、最近「CM14 (CM1402CM2A-EK0035)」が出てきてくれてありがたいです。
【2023年6月版】中級者におすすめ(たぶん)Chromebook(だいたい)5選 - あさの、Chromebookおじさんですが
この記事で紹介してた「Flip」ではない方、と思っていただければいいでしょうか。
14インチなのと、MILスペックの分だけC223より重くなり、1.45kgにはなります。
ただこれでも、コンバーチブル型の多い現行モデルの中では比較的軽い方です。
Kompanioの520は特別にいいスペックというわけでもありませんが、メモリが8GBなので普段使いする分には困らないはずです。
Kompanio搭載のおかげでバッテリーの持ちがいいのも魅力的ですね。
ASUSは赤坂に実店舗があった頃を知っているので、一時期より勢いなくなったかも……と心配しておりました。
https://techinstyle.asus.com/jp/chromebook-kol-interview/
[かぶ] ASUS Chromebookが今こんなに面白い!ASUS JAPANのブロガー座談会に参加させて頂きました。動画でも魅力を語ったよ。
※ちなみに赤坂の店舗があった頃にはこんな記事もありました。しゃべって動くChromebookおじさんたち
「ゴミ」だの「使えない」だの言われるChromebookの市場って、盛り上がっているもんなのだろうか - あさの、Chromebookおじさんですが
※今の個人市場についての話はこの記事にて
でも今、非常に小さい個人市場の中で一番頑張っているのはASUSですね。
以前のような尖った感じはないものの、スタンダードなモデルを定期的に出してくれるのって本当にありがたいのです。
Chromebookの個人市場はもう「安くてサクサク」でもないです - あさの、Chromebookおじさんですが
価格が割高にも見えますが、Chromebookは元から「安くてサクサク」な定価ではないので……という話は別の記事で書いたので、そちらを読んでいただければ幸いです。